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就職または転職する時の心構えとは

年度の切り替えを迎える今、学校を卒業した人や様々な理由で会社を退職する人、すでに進路が決まり新たな生活に不安を抱えつつも期待している人、目的や環境の変化の為に何かを始めようとしている人やまだどうすべきか迷っている人などいろんな方がいらっしゃるかと思います。
 
 
今は就職・転職がとても厳しい時代です。これまでの企業側に余剰人員を抱えるほどの余裕がない状況に加え、長期にわたるコロナ禍がこれに輪をかけており、企業側はより能力のある者・伸びしろのある者を採用しようとしています。
そのため「自分の進路が明確でない曖昧な人」や「自分の意志を自分の言葉で伝えられない人」などは前に進めません。
また40代でさえリストラされる今、30歳以上の転職が難しいことも容易に想像できます。
 
 
書店にいけば、履歴書やその他書類をはじめ、面接のマニュアル本などどうすれば良い印象を与えられるかまでレクチャーしているものを手に入れることができますが、それらで固めても曖昧な人はすぐに気づかれてしまうといいます。今新たな職場を勝ち取れた人は、信念にブレがない人や精神が強く自信をもった人なのでしょう。そういった人の書面や言葉は自然と筋がとおり相手にも伝わるものです。
 
 
しかしそうして思い描いたとおりの場所に落ち着ける人などごくわずかです。信念・自信を持ち強くなれる人ばかりではありません。だいたいの人は紆余曲折して現在に至っており、それでもその中で自分のすべきことが見えたという人は素晴らしいことですがこれもまた多くはなく、いまだ目指すものさえわからず迷っている人が大半ではないでしょうか?
 
 
 
では、すでに道が決まっている人もそうでない人も、今後失敗と諦めの沼に足をとられることなく先に進むために何が大事なのでしょう。
 
 
 
◎自分がどうしてその働き方(仕事)を選択したのか深堀りする
仕事で易しく楽なものはありません。安易な理由で選んだのだとしたら長続きさせるのは難しいでしょう。
仕事をやる上で軸となる部分ですから明確にしておくべきです。軸がありここが強ければブレることもありません。特に転職の人は明確にしないと同じ苦労を繰り返してしまう可能性もあります。
 
 
◎何事も準備が大事
興味を持ったりやると決めたなら、あらかじめ情報収集することが必要です。既刊の本や専門雑誌はもちろん、今はネット社会の拡大により手軽にその仕事に携わる人の声を聞くこともできます。知識や物の準備をすることで仕事を実際に始めた時、覚えるべきことを理解しやすくなったり、効率よくすすめることができるはずです。
ただ、あらかじめ得た情報に固執しすぎるのもよくありません。特にSNS上の情報は投稿者の主観によるものも強いですし、やり方にも会社ごと違いがあるものです。そこには注意しつつ柔軟に考え吸収していきましょう。
 
 
◎知ったかぶりをせず、自分から学ぼうとする
たとえ歳を重ねた人生の先輩であっても転職先・新たな仕事においては新人です。年齢は関係ありません。新人が教えを乞うことは恥ずかしいことではないので、知ったかぶりをしたりうやむやにせず、わからないことや疑問におもったことは確認しましょう。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。教えてくれなかったから、教え方が悪かったから知らないできないは理由にはなりません。
また学べる時にはたとえその時点で役に立たない事であったとしても、貪欲に何でも吸収する姿勢が重要です。
『目の前にある事をできないと決めつけ諦めてやれる事をやろうとしないのは、自分に関わってくれているすべての人に対して失礼になる』ということを心にとめておきましょう。
 
 
 
上記のことをできる人ならば、どういった職場であっても必要とされ活躍もできることでしょう。またこのような姿勢は周りの人とのコミュニケーションも自然と円滑にしてくれるはずです。
学歴や特別な技能がすべてではありませんが、思うとおりの求人がなかったら新しい仕事を立ち上げる・独立するくらいの前向きさで行動すれば、学歴や技能は後からでも得ることはできますし、経験でしか得られないこともあります。大事なのは、諦めず自分で自分の舵をとりつづけることです。そうすれば何歳であろうとゆくゆくは道が見えたり、修正することもできるでしょう。

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