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冬に向けての準備を!

暦の上では「立冬」を迎えました。冬が立つというその字が表すとおり、冬の兆しが見え始める頃を指します。日足が目立って短くなるため、前回お話したような暗く見えづらい場所や時間帯の交通事故などにも十分気をつけなければいけませんが、空気もグッと冷たくなる時期でもあるので寒さへの備えをしっかりとしていきたいですね。
特に今年は残暑厳しく、その後も異例の温かさで、11月だというのに夏日を記録したりと、いつもどおりではない体感でしたから、いつ冬仕様に替えたり備えたりすればよいのか迷ったり油断している所があるのではないかと思います。
 
 
この先本格的に強い寒気が入ってきて気温が落ち込んでくると予想されています。
まずは『防寒』です。保温性に優れたインナーや動きを妨げない機能性の上着、使い捨てカイロやホットな飲み物を持ち歩ける用意をしましょう。
地域によっては早々に雪が降る可能性も出てきます。そのような地域では車のスタッドレスタイヤへの履き替えもしておきましょう。雪のほとんどない地域でも万が一に備えタイヤチェーンやそれに代わるものを、又フロントガラスの凍結にも対応できるアイテムなどを準備したり、すでに持っている場合にはまだ使用可能か充分かをよく確認して下さい。
 
 
もう一つ気をつけたいのが『感染症』です。
本来であれば乾燥するこれからの時期に流行するものが多いわけですが、冬に代表的なインフルエンザは、今年は夏から流行し続けていて、現在も急増しており警報が出されている都道府県もあるなど異常な状況となっています。少し前には子供に多く大人は滅多にかからないプール熱が大人にも流行しましたし、インフルエンザとコロナと同時に感染して重症化するケースなどもみられています。また季節外れの流行の影響により薬品が不足、医師の処方箋があっても薬局で薬を処方してもらえないという事態もおきたそうです。
これらの流行の原因は、コロナ禍で他の感染症のウイルスにも触れる機会がなかったことにより様々なウイルスへの免疫力が低下していることや、外国人観光客がコロナ禍が明け急激の増加したことで海外のインフルエンザウイルスが入ってきたからだと推察されています。
 
 
これら感染症に対する備えの一つとして、必要となる薬の在庫を確認し早めに確保しておきましょう。コロナとインフルエンザの2つの感染を同時に鼻孔で測れる抗原検査キットというものも市販されていますので、そのような検査キットを用意しておくのも良いでしょう。
備えのもう一つの方法としてはワクチンがあります。コロナに関しては9月20日よりオミクロン株派生型対応ワクチンの接種が進められており、インフルエンザもすでにワクチンの接種が始まっています。厚生労働省もこの2つのワクチンは接種は続けて行っても問題ないとしていて、同時接種する人が増えているとのことです。流行期間が今季も長いであろうことを考えると今からでもけして遅くはありません。特に基礎疾患などがありハイリスクな人はかなり有効な予防策となるので、打っておくことをオススメします。
 
 
いろいろ備えも必要ではありますが、感染症予防の基本は【マスクの着用】【手洗い・うがい・消毒の励行】です。コロナ禍の期間、他の感染症が流行しなかったという経緯をみれば、その効果は非常に大きいことがよくわかりますね。もう一度思い起こし生活のなかにおとしこんでいきましょう。
他には個人差もありますが、冬場は乾燥するのでより必要であるにもかかわらず、「のどがかわかない」「トイレが近くなる」などの理由でどうしても水分補給が少なくなる傾向にあると感じます。菌を増やさないためには口の中が乾燥しない方がよいとも言いますし、体の水分量にも夏と同じくらい気をつかうべきなのかもしれません。水分補給も意識していきたいですね。
また情報を得ることも大事なことです。どこで感染が拡大しているのか、周辺の学校で学級閉鎖などがでていないかなど、具体的で身近な情報を掴むことでより積極的に厚い予防策を講じたり、感染拡大している場所にはいかないというような選択をすることができるのです。
 
 
 
このようにこれからの時期特有の困った事態を引き起こす原因に対処するためまた予防するための物や身体の準備を万全にして今季の冬も乗り切っていきましょう!

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