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セブン&アイ AIで配送ルート 宅配普及へ効率化

セブン&アイ・ホールディングスは、人工知能(AI)を活用してグループの宅配事業を効率化する。
協力事業者の運転手の割り振りや受取場所、時間を最適化するほか、注文時間などに応じて宅配料金が変動する仕組みも検討する。
実証実験では、配送に必要な車両台数と平均配送距離をともに約4割減らせたという。数年以内の本格展開を目指す。
傘下のセブンイレブンやイトーヨーカ堂など個別の電子商取引(EC)サイトで別々に注文された情報を集約する「ラストワンマイルDXプラットフォーム」を構築する。
注文者の住所や日々の配送状況をAIが分析して効率的なルートを設定し、利用客が複数のサイトで注文した商品を同時に届けることなどができるようになる。
ネットスーパーで購入した商品をセブンイレブンの店舗で受け取ったり、同グループの宅配ロッカーに運んだりする運用も想定している。
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