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読書のススメ

小康状態という様子を見せつつもいまだコロナウイルス感染の脅威とその影響は完全には収まりません。
このまま感染予防に重点をおいた生活を続けることのデメリットや将来的な不安も最近では取り上げられ、これまでのような制限は次第に緩められつつもありますが、ひとたびコロナの陽性者が付近ででれば行動制限を受けますし、日頃からコミュニケーションをとることは心の健康維持にも有効と言われており、多くの人が休みには外出をするようになりましたが、何かあった時のことを考えるとあくまで趣味というような所では変わらず一歩を踏み出せずにいる人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 
体の健康を維持するには同時に心も健康でなければなりません。このストレスフルな世の中においては、ストレスをストレスとしない工夫ができるかどうかが重要であり、それができる人とできない人の差はとても大きいものです。自由にできないストレスを強調するのではなく、これを良い機会ととらえ自分磨きやインプット(=新しい情報やスキルを身に着けること)する時間に変換してみませんか?
コロナ禍のこの数年、テレビ番組やニュースでも「巣ごもりの過ごし方」は何度も話題として取り上げられてきました。
すでに没頭できる何かを見つけ実践している人はとても素敵ですし、ぜひ続けていってほしいです。
しかしもしまだ何が良いのかわからない・見つけられずにいるという人やこれからの時期は雨が多く思うように外へはくりだせないという時は『読書』をオススメします。
誰にでも手軽にできることですし、特にインプットとしての読書は仕事にも人生にも必ず有用となってくれるものだからです。
比較的余裕のある時期がある仕事であれば、自分の仕事の仕方やサービスの質について考える時間が取れ(実際閑散期に品質向上のための見直しやルールの再確認と徹底を行っている会社も多い)、インプットしたものが活かせる可能性もあります。

 
 
テレビやSNS配信映像など視覚からわかりやすく得ることのできる情報があふれているこの時代になぜ『読書』なのか?

読書によるインプットは読解力・語彙力・想像力・創造性までも養います。例えば企画をする時に全体像をイメージでき、とらえやすくなりますし、提示・提案をする時などの言い回しや表現力は本を読んでいる人のほうが圧倒的に強いです。
「百聞は一見に如かず」という言葉があるとおり、確かに目で見た方が理解が早いこともあるでしょう。しかし自分の脳にとっては文章を読み自分でイメージを働かせ理解するという一見手間にも思えることが、良い刺激になっているのです。
一昔前はテレビ世代、今はスマホ世代というべきでしょうか、そういった世代の人の多くが読書を苦手に感じるのはまさにこの「自分でイメージを働かせる」という部分なのかもしれません。

 
《読書をよくする人が実感している読書の効果》

本を読むことで【➀知識が増える】【➁論理的思考力がつく】
新しい知識や価値観に触れ、自分はどうかを考えるようになり【➂自分の価値観がはっきりする】
知識が増え、論理的思考力がつき、自分の価値観が定まることにより【➃決断力・判断力がつく】
上記➀~➃が身につくと他の人から必要とされることも多くなり、就職口や仕事の依頼も増えて【➄収入が上がりやすくなる】
読書には散歩やお茶タイム以上に高いストレス軽減効果があり【➅健康になる】
自分の成長も実感でき【➆自信がつく】

読書にはこれだけたくさんの効果が期待できるのです。
特に自分に自信がない人や自己肯定感の低い人にとっては自分を変えられる最も有効な方法の一つになりうるのではないでしょうか。

 
 
読書は身近なものですが、もともと習慣のある人とない人がいますよね。なんと日本人は週に1冊・年間に50冊以上読むような読書習慣があるという人は全体の2割にも満たないそうです。読書習慣がある人は小さい頃両親や祖父母がよく読み聞かせをしてくれたという人や本を楽しんだ鮮明な記憶がある人が多いようですが、だからといってそうでない人が習慣化できないということはありません。
読書を習慣にしている人には共通する特徴があります。

〇知的好奇心が満たされる読書を楽しんでいる(先程述べた読書の効果も実感している)
〇本と出会うため又読みたいと思った時にすぐに手にとれるよう、本のある環境にいたり本のある場所に通っている
〇本を読む時間を決めていて、ライフスタイルに取り入れている
〇本に触れる機会を増やすため、読書系のサブスクサービスを活用している

どれも特別で難しいことではありませんし、この特徴に自分の生活を近づけることでより読書の習慣化もしやすくなるはずです。そして習慣化できれば、どんな職業の人であろうと月に数冊は読めるようになります。

 
 
では実際に読書をこれから始めるとして、自分の知識として有用な内容の本を選択し読めればそのほうがより良いわけですが、これまで読書の習慣がなかった人がいきなり難しい本に手をだしても続けることができないでしょう。本を読むことがストレスになってしまっては本末転倒です。まずは興味のある雑誌や漫画からでも良いので、すんなり入れるきっかけ作りと続けていけることが大事です。
読むジャンルはどんなものでも良いのです。「読んでも役に立たない」などと口コミをする人もいますが、自分が読みたいから読むというスタンスでいきましょう。一冊の本を完璧に読む必要もなく、気になった本を好きなだけ読むという形でいいそうです。
 
紙の書籍の他に今は電子書籍もありますが、どちらでもかまいません。自分にあっているものを選ぶ又は両方を上手く使いこなすというのも良いでしょう。電子書籍は、紙の書籍に比べて費用が安いことと、場所を取らないので置き場所と持ち運びに便利というメリットがあります。一方紙の書籍は、本屋に並ぶ本を選ぶのが好きであったり気に入った書籍は手元に形として残しておきたいという人や、パラパラと中身を見たりちょっと指をはさんでおいて前のページを読み返したり電子書籍にはないひと手間が好きだという人に合っているでしょう。

 
読書を習慣としている人が利用しているサブスクサービスには、新しいスタイルの読書ができるものがあります。

 オーディオブック
 書籍を朗読したものを録音した音声コンテンツ。目や手を使わない読書ができ、リスニングやリーディング・言語能力を
 高めると今注目されている

 本の要約サイト
 その名のとおり書籍を要約したものを掲載しているサイト。読んでおきたい本の内容が短時間でわかる、また購入するし
 ないの判断材料としたり、一度読んだ本のポイント確認にも使える

 
 
いまからでも遅くはありません。自分にもできるかもと思ってくださった方、読書を習慣化してみませんか?
一冊の本との出会いが自分の人生を変えた・・・そんなことを実感することが本当にあるかもしれませんよ!

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