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「上手くいく」を増やすために大事なこととは?

何か行動した時、能力には大きな差はないのに上手くいく人と空回りしてしまう人がいます。
空回りするのがたまにであれば「そんな事もあるさ」と前向きになれるのかもしれませんが、いつもそうでは「自分は何をやってもダメ」「運にもツキにも見放されている」と後ろ向きな感情に振り回されてしまいがちです。
これは偶然に起きてしまうことでも、些細な能力差が結果に反映されているわけでもなく、その差は悪癖や悪習慣ともいえる行動に大きく影響されていることが原因で生じていることだと考える人がいます。上手くいっている人との普段からの考え方や行動パターンの少しの違いが結果としてでてしまっているというのです。
 
 
 
自己啓発(本人の意思によって自分の能力を高め心の成長を目指すこと)や起業家マインド(実際に自分で事業を立ち上げる経験を積むこと)を扱うセミナーや書籍で必ずといっていいほど言われるのが『時間の使い方の重要性』です。
積極的に経験を積み自らの成長を促してきた人たちから見れば、この点で人に差が生じるということは誰もが確かに感じていることのようです。
 
 
よく例として取り上げられるのが多くの人に共通する行動である「通勤」です。最近ではリモートワークで通勤はないという人もいらっしゃると思いますが、仕事を開始するための準備時間で一つのルーティンと考えれば通勤と同じような時間はあると言えるでしょう。多くの人に共通する行動であるがゆえに、そこから生じる「何か」によって人に差が表れるのだと言われます。
 
決まった時間に決まった場所に行こうとする「通勤」はどうしても行動がワンパターンになってしまいがちです。特にそれが惰性で無意識に行われていること...つまり人間の脳は一日のうちで午前中が頭を使う作業に向いていると言われていて、脳内がリフレッシュしている貴重な時間であるにもかかわらず、肝心の思考が停止状態だということに問題があります。
 
「その時間は新聞を読んだり、読書をしたり、ラジオやオンライン講義を聞いたりして有効活用しているよ?」という人もいるでしょう。確かにこの時間に情報を頭に詰め込むにはとても有効です。しかし、情報を取得するという行動もワンパターンに変わりはなく、当初は良かったが次第に眠くなるようになっていたり、頭に入ってこないと感じている人も多いのではないですか?
これは脳が飽きてしまっている証拠なのです。ローテーションして変化を持たせたとしてもこれらはあくまで受動的です。これを毎日なんとなくこなして今日もやった感を得るだけのルーティンで終わっている人やこのルーティンがないと一日が始まらないと思い込んでいる人は、何か行動した時に空回りするパターンに陥ってしまうのだそうです。よかれと思ってやっている習慣がじつは悪習慣になっているなんてショックですよね。
 
 
 
大事なポイントは『脳を働かせる習慣』をつくることです。
同じ情報取得でも「読む・聞く」という受動的な行動ではなく、自分が情報を「作る・捕まえる」という能動的な行動にかえることで脳を働かせることができます。
 
例えば、通勤の中では使う駅を一つ先で乗る又は一つ手前で降りるというだけでルーティンに新鮮味が増し、時間や行動にも緊張感が生まれます。他にも会社到着前にお店でモーニングするなどルーティンを少し変えてみることで脳には刺激を与えることができます。このように一見ムダであるとか手間だとも思える変化をつけるなど時間の範囲内で工夫することでも時間の新たな活用方法になりうるのです。また自分で時間の使い方をチョイスする癖をつけることも重要です。
 
 
 
もう一つの大事なポイントは『枠にはまらない・思い込まない』ということです。
 
閉店セールのチラシを見た時、多くの人はセール品の取得にお得感を見いだし、特段買いたいものが無くてもつい足を運んでいかにお得な商品を手にするかに一生懸命になってしまうものですが、上手くいく人というのはここでお得になった商品を買うのではなくその店や会社そのものを買おうと考えるのだそうです。「店や会社を買うなんて無理でしょ?」と思ってしまいますが、そう考えること自体やそうやって限界を作ってしまうことがじつは落とし穴なのです。セール品を買って自分にもたらすものと店や会社を買って自分にもたらすものを考えればその差は歴然ですよね。
 
また就職や転職の時も「この学歴では就職先はたかがしれてる」「○○歳だから今からでは大した職につけない」など自ら可能性を狭めていませんか?今やインターネット社会ですからネット環境だけで店を営むことだって可能ですし、正社員ではなくバイトやパートのかけもちであっても収入や自由度が高いこともあります。いきなり結果を求めるのではなく多少遠回りでも今までとは違う自分をイメージし、大胆な発想と変化を自ら作っていくことが「人生何か上手くいかない」を払拭することに繋がるのです。
 
 
 
脳に刺激を与えることは認知症予防にも非常に高い効果があります。「上手くいく」を増やすためだけでなく、健康でより長く豊かな人生を楽しむためにも、脳を飽きさせない行動を実行してみませんか?

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